matsuyama– Author –
特許事務所での実務を活かして、知的財産にまつわるあれこれをご紹介していきます。
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趣旨の書き方ー形式を整えることの重要性ー
受験指導をしていて「受験生は意外と趣旨が書けない」と感じます。 加えて、大学で教えていて感じるのは、趣旨を書けというと、趣旨だけを書いてくる人が多いということです。定義を書いてから、趣旨を書くことで、趣旨が完成するという観念がないのです。... -
論点って・・・
試験対策で論点の学習は必須だとは思います。が、論点の前に条文の学習があることは当然ですよね。 まずは、条文の要件・効果をしっかりと理解し、趣旨を理解した上で論点の理解を行ってほしいと思います。条文の要件をしっかりと書いてあてはめることがで... -
知財コンサル研究(2)
特許出願に伴うコンサルは如何にあるべきなのでしょうか? やはり、鍵は「ポートフォリオ」にあるのではないかと思うのです。いかがでしょうか? 企業の描くポートフォリオを理解して、理想とするポートフォリオを形成できるように出願戦略についての助言... -
知財コンサル研究(1)
特許等出願に伴って必要なコンサルティングについて、 「事業戦略を理解して出願戦略を立てられるかどうかが求められるようになると思う」と書きました。 これについては、特許(実案、意匠)と商標とで違う判断が必要だと思います。特許においては、ク... -
知財コンサルの本質は?(2024年加筆)
知財戦略コンサルシンポジウムが終わってから懇親会にでた際やその後のブログで感想として「知財コンサルでは金はとれない」という話をよく耳に(目に)します。 それも一理あるとは思います。が、お金が取れるかどうかはまた別の機会に書きたいと思います... -
ゼミ終了
今日で担当していたゼミが終了しました。なんだか早かったです。 私のゼミはディスカッション形式なのですが、今日はなかなか有意義なディスカッションができたと思います。 やはりディスカッションをして考えを整理すると定着するし、その部分については... -
発表終了
3月14日知財戦略シンポジウムでの発表終了しました。 当初600人入る部屋(400~500人の入場者だったようです)での発表だということで言葉が出なかったらどうしようかと思っていましたが、何とか無事に終えることができました。 レックでの講師の経験も生... -
いよいよ明日
いよいよ明日(もう今日ですが)発表です。 前半部分の見直しをしてみるとなかなかストーリーがまとまらず・・・ ちょっと苦労しています。 今までと違って全員が専門家ではないし、初めて事案を聞く人に15分で概要を理解してもらうように構成するのはな... -
択一免除
テンプレート変更してみました。 さて、私の受け持っているゼミももう後1回を残すのみとなってしまいました。 早いものです。 今年から択一の免除制度が始まりました。 択一は水ものと言われています。実力者でもちょっとしたことで不合格になってしまうこ... -
発表の練習
3月14日の発表に向けて関係者で集まって予行演習をしてきました。 自分ひとりで考えているときよりも何人か集まって考えると、いろいろな視点で見ることができて「気づき」があります。 おかげで完成度が高くなったと実感しています。 ここで改めて認識し...