すごい技術とビジネス1「ミドリムシで世界を救う」

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こんにちは、
弁理士松山裕一郎です。

3.11以降反原発という言葉がいろんなところで聞かれるようになりました。
反原発というと聞こえはいいのですが、今の生活レベルを変えることなく原発をゼロにするとさまざまな問題が生じます。
原発の安全性の進歩はここでは述べませんが、原発をゼロにすると当然火力発電に頼らざるを得なくなり、地球温暖化の主原因である二酸化炭素を大量に排出することになります。

そんな中、日経電子版の記事に二酸化炭素を食べる虫 ミドリムシの恐るべき潜在パワーというものがありました。
ミドリムシからジェットエンジン燃料が取れるという話や藻から石油とほぼ同等の油が取れるという話は聞く機会が多かったのですが、ミドリムシには驚くべき機能があるようです。

それは、二酸化炭素が多ければ多いほどよく育つということです。
濃度限界が通常の植物に比べて桁違いに高い値だそうです。
ですから、火力発電の排気ガスを直接培養プール中に吹き込めば高効率でミドリムシを培養することができるのです。
すごいですよね。これをシステム化できれば一挙両得という感じですが、記事ではお金の問題で実験できていない、だれかお金を出してくれる企業はないのか、という感じで締めくくっています。
電力会社に押し付けるだけではなく、国民の負担を増やしてでも実験を進めるべきものではないでしょうか?

実は、言いたいことはこれがメインではないのです。

このミドリムシの普通環境下での大量培養を可能にしたのは「ユーグレナ」という会社です。
でも、ユーグレナで現在販売している商品は、食品やサプリメントが中心です。
ジェット燃料ではないのです。

しかもこの会社Japan Venture Awards(JVA)2012で経済産業大臣賞を受賞しています。

賞をもらったからなんだ!!と言えばそうなのですが、やはり将来性だけではなく、目先のお金も稼げるようにビジネスモデルを整備していることが大事なのでしょう。
そこをきちんと整備していることが賞の評価にもつながっていると言えるのだと思います。

将来の夢として「微細藻類によるエネルギー取得及び環境浄化」を挙げつつ、当面はその微細藻類の他の機能を利用した高機能性食品で利益を挙げる。
このビジネスモデルを整えた点が、この会社の評価される点なのだと感じた次第です。
この会社はブランド名など面白いところがまだまだあるのですが、それはまた次の機会に!!

ではでは

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