やっぱり、どことどのように手を組むのか、知識と金の流れを精査することが必要なのですね!

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Last Updated on 2013-05-16 by matsuyama

こんにちは、弁理士松山裕一郎です。

エコカーというと何をやってもそこそこやっていけそうな感じがしますけど、そんなことはないようです(当たり前ですが・・・)。

エコカーの米ベンチャー両雄に明暗 フィスカー失速の真相という記事に、フィスカーというプラグインハイブリッド車を作っている会社が倒産寸前だとありました。

理由はいくつかあるのですが、サプライチェーンの問題、技術提携先の問題、天災リスクが主なところのようです。

サプライチェーンをどう作るかというのは大変重要な問題ですが、この会社はもっとも重要な電池を切らしてしまったようです。基幹部品は保険を掛けるとか、すぐにはつぶれない大会社にするとか、工夫をしておかないといけないというのは経営の教科書に載っていることなのですが、なかなか実践は難しいという事なのでしょう。

技術提携先を如何選択するかというのも大きな問題です。いい技術を持っている会社や大学とは積極的に提携して技術的な蓄積を大きくすることは単に技術力が上がるという知財戦略上の利点だけではなく、マーケットの広がり等のマーケッティング戦略上、また、資金調達力の強化等の財務戦略上も重要なことのようです。

パートナーは大事という事で人生と同じですね。

いずれにしても、こうしてみると事業戦略の重要性がよくわかります。知財、マーケッティング、財務等事業を行う上で重要なことがすべて有機的に連結して初めていい事業戦略が構築でき、事業が軌道に乗るということですね。一部分だけがよくてもだめだということがよくわかります。

ではでは

儲けるための知財セミナー、次回は6月です。詳細が決まったらお伝えしますが、次回から名称を変えます。「ナレッジデザイン セミナー」となります。今後ともよろしくお願いします。

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