知財戦略の定義を考える

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Last Updated on 2013-02-13 by matsuyama

こんにちは、
弁理士松山裕一郎です。

いきなりですが、知財という何を思い浮かべますか?
やはり「知財」=特許、商標なのではないでしょうか?

これは講義で最初にいうことなのですが、
知財=知的財産です。
もっと平たく言うと「財産的な価値を有する知」です。

要は、知、ナレッジそのものを指しているのです。
そう考えると、以前日経の記事でアップルやサムスンの知財戦略の記事を紹介しましたが、その意味が分かるのではないでしょうか?

まだまだ結構、知財=特許と思っている人は多く、
そのため、知財戦略というと特許の取り方だと思っている人が多いのです。
これが日本の知財戦略をダメにしている要因ですね。

そこで、私は知財戦略をこう定義しています。
「独自の知識体系を構築して市場での優位性を発揮するための戦略」

ただ、ここには目的しかありません。
実は定義に手段も盛り込むべきだと思い、考えています。
キーワードは「情報」ですね。

ではでは

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この記事を書いた人

特許事務所での実務を活かして、知的財産にまつわるあれこれをご紹介していきます。

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