matsuyama– Author –
特許事務所での実務を活かして、知的財産にまつわるあれこれをご紹介していきます。
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知財戦略とは?-大分での講演の報告-
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 14日、大分オアシスタワーホテルにて、株式会社 みらい蔵様の新規商品、土壌診断・施肥設計システム「ソイルマン」の商品発表会にて、「知財戦略とは?農業支援企業を例にとって」という題名で講演をしてきました。 ... -
知財戦略の定義を考える
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 いきなりですが、知財という何を思い浮かべますか? やはり「知財」=特許、商標なのではないでしょうか? これは講義で最初にいうことなのですが、 知財=知的財産です。 もっと平たく言うと「財産的な価値を有する... -
ハウス食品の「のっけてジュレぽん酢」第2回
◆◇◆――――――――――――― 知財マーケでビジネスUP↑ ――― 第6号 ――― こんにちは、発行者のアステックIP Solutionsの代表、弁理士の松山です。 毎回ヒット商品や特徴のあるプロジェクトを取り上げ、現... -
すごい技術「永久機関のような燃焼装置」
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 いきなりですが、特許法で発明とは「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものをいう」と定義されています。 「自然法則を利用」ということで、発明者以外の第3者もまた発明者と同様に発明を実施できるこ... -
「合格しました」の報告を聞いて思い出したこと
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 現在は受験指導からは離れていますが、以前は受験指導をしていました。もう受験している人はいないかなと思っているのですが、それでも結構受かりましたといううれしい知らせを聞くことがあります。 今年も最終合格発... -
ハウス食品「のっけてジュレぽん酢」1
ハウス食品の「のっけてジュレぽん酢」を分析してみたいと思います。液体調味料を固形物にするという発想がいかに生まれてきたのか、紹介します。 ○ハウス食品「のっけてジュレぽん酢」~1~ ■現象と分析 (1)現象 ハウス食品では1995年に「... -
孔子の言葉の実践は難しいですね
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 「日本でiphoneが生まれなかったわけ 専門家に聞く」という記事が日経電子版にありました(有料会員限定です)。 反論したい部分もあります。 たとえば、「日本の端末メーカーは復活することができるのか。深沢氏が... -
KING JIM(キングジム)の「ショットノート」第2回
◆◇◆――――――――――――― 知財マーケでビジネスUP↑ ――― 第4号 ――― こんにちは、発行者のアステックIP Solutionsの代表、弁理士の松山です。 ビジネスで成功するための知財形成に関するメールマガジンを始めることに... -
すごい技術とビジネス1「ミドリムシで世界を救う」
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 3.11以降反原発という言葉がいろんなところで聞かれるようになりました。 反原発というと聞こえはいいのですが、今の生活レベルを変えることなく原発をゼロにするとさまざまな問題が生じます。 原発の安全性の進... -
まさに特許戦争!! 「アップル、一部和解で対サムスン訴訟に弾み 」日経電子版(The Financial Times)より
こんにちは、 弁理士松山裕一郎です。 今日の日経電子版の記事です。 「アップル、一部和解で対サムスン訴訟に弾み 」 アップルがスマホ特許戦争を仕掛けていたのに、台湾のHTCと和解したというニュースを受けての記事です。 ノキアに続いてHTCとも...