Last Updated on 2013-04-04 by matsuyama
料金の設定を見直しているのですが、何が適正な価格なのかよくわからなくなってきました。
クレーム課金は、改善多項制導入以前の名残で今の時代には合わないと思いますので私の事務所ではとらないことにしました。
また、手数料や印刷代、電子化手数料など細かく料金を取るのも判りにくいのではないかと思い、料金を単一にしました(もちろん追加分は設定しました)。国内のお客さんにはいいのではないかと思います。でも、外国のお客さんにはあまり良くないかもしれないですね。私は外内をやる気はないのでいいのですが・・・・
問題は出願事件の成功報酬ですね。
成功報酬はない方がいいのではないかと思って、何件か打診してみたのですが、日本の感覚ではあった方がいいみたいです。
というのは、成功報酬をなくして、出願時点や拒絶理由に対処する際にしっかりと料金をいただく形にする方がいいのではないか、その方がしっかりと仕事をして可能性の薄い事件でもしっかりと仕事をする印象(実際にしっかりとやるのですが)を持ってもらえるのではないか、と思ったのです。
しかし、そうするといい結果でも悪い結果でもそれ相当の料金を取られることになるので、お客さんの側からすると喜ばしいことではないようです。やはり権利化できたときだけ多く払う方がいいようです。
いろいろと試行錯誤しながら「知財はコスト」という意識を少しでも払しょくできるような料金体系を構築しようと思っています。