Last Updated on 2013-04-04 by matsuyama
論文試験が終わって3日たちました。
受験生の皆さんは特許庁の発表論点を見て気をもまれているかもしれません。
私も合格した年にはだめだったのでは?という思いが頭を駆け巡っていました。
ちなみに不合格だったその前年は受かっているのではないかと高をくくっていましたので、多少不安になるときのほうが出来がいいのかもしれません。
今年の問題には、やはり趣旨と一行問題が出題されていました。
最近受験指導をしていて感じることなのですが趣旨を知らない、書けない受験生が非常に多いと思います。
法律の知識として最も重要なのは趣旨であるということを理解していない方が多いのです。
これは実務家としての未知の問題に対する対応力という点からも非常に問題です。
今後もこのような出題傾向は続くと思います。
合格後のことを考えても、条文の趣旨は必ず抑えておくようにしてください。