参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC021O40S3A001C2000000/
岡山の企業:日ノ出加工さんが廃棄プラスチックの再生を事業化するとのことです。
残渣が少なく、メンテナンス(清掃)が半年に一度で済むのが最大の利点だそうです。
技術的なポイントは加熱する際に液化と気化とで温度を変えている点が特徴のようです。
廃プラ1キログラムから1.2リットルの再生油が取れるそうで、そのときの電気代も1時間あたり20円程度だと言うことですから採算がとれるでしょう。更に自社生産エネルギーを使うか、予熱を有効活用するなどすれば更に電気代を安くすることができるでしょうから、利益の上がるビジネスになりそうですね。
こういう技術がどんどん発展すれば、プラスチックの分別回収がもっと進むことになり、資源に乏しい日本が逆に資源国となることにも繋がりそうです。
まさに循環型社会の一つのモデルケースといえると思います。
しかも、こういう技術が地方の小さな会社から出てくるというのが、また重要だと思います。
中小企業やベンチャーこそが、これからの革新的な技術を生み出し、新たなビジネスへと発展させる旗手になるのでしょう。
大企業だとどうしても規模の経済の製薬がかかってしまいますので。
ではでは
リンク