天然ガス熱分解で水素製造、IHIが新技術実用化へ!

この記事は約4分で読めます。

天然ガス熱分解で水素製造、IHIが新技術実用化へ|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

新年明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年第1弾は何を書こうか悩んだのですが技術に関することにしました。

エネルギーに関する技術は、これからの社会にとって非常に重要です。

論点は大きく二つかなと思います。

一つは温暖化対策です。二酸化炭素の削減ですね。

網羅的に温暖化対策が記載されていて、とても参考になります。

今年最初に紹介する技術は、まさにこの二酸化炭素の削減に貢献する技術です。

天然ガスを再生可能エネルギーを熱源として利用して熱分解することで水素と炭素にするというものです。

確かに二酸化炭素は出ません。

いい技術だと思います。

こういう技術開発で世界をリードしていくことが日本が生き残るための条件ではないでしょうか?

え?論点の二つ目ですか?

それは脱化石燃料です。

石油も天然ガスも限りある資源です。まあ、天然ガスは作れる面もありますが……

日本は化石燃料を輸入に頼っています。

円安の影響をもろに受けているのは、エネルギーと食糧です。

実は安全保障上もエネルギーと食糧はとても重要です。

エネルギーを自前で賄えるかどうかは、本当に死活問題なのです。

この技術は二つ目の論点をクリアするとは言えないかもしれません。

ですが、天然ガスの調達を自前でできる可能性もありますし、この技術を足がかりにしてバイオマスから水素ガスを取り出す技術の開発につながるかもしれません。

何よりも技術の累積進歩が最も重要(by特許法)なのです。

参考:日刊工業新聞 2023年12月27日

タイトルとURLをコピーしました