Last Updated on 2024-01-16 by matsuyama
参考:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1560088.html
「木造39階建」も可能に|木造高層建築ブームを支える「CLT」とは - BuildApp News
新たな木材として注目されている「CLT」についてピックアップします。しっかりとした強度を備え地球環境にも優しいため、高層建築や住宅など幅広く利用されています。CLTのメリット・デメリットや事例をチェックしてみましょう。
三井不動産が日本橋に木造ビルを建てているそうです。
なんと木造なのに地上18階建て、高さ84mだそうです。施工は竹中工務店だそうです。
木のぬくもりが感じられるオフィスはいいですよね。しかもそれが東京のど真ん中で高層ビルだと言うのですから魅力満載だと思います。
このようなことを可能にしている技術は、CLTと呼ばれるものだそうです。CLTとは「直交集成板」の略で、簡単に言うと、薄い板を縦方向と横方向に並べて、それぞれが直行した形にすることで強度を出したものだということです(詳しくはこちらhttps://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cltmadoguchi/index.html#road_map)。
もちろん耐火対策が必要ですので、この直交集成板をモルタルで囲うなどして耐火性を向上させて、再度表面を木材で覆うなどしているということです。
メリットは、従来の鉄骨構造よりも軽く、環境に優しい点、デメリットは、現場での加工性が乏しく、コストが高いこと、だそうです。
しかし、なんだかワクワクしますよね。こういう技術がどんどん出てきて、日本の林業にも良い影響を与えてくれるといいなと思います。
日本のエネルギー問題の解決のためには、林業の再生と、藻類の活用が重要ではないかと思っているからです。
ではでは
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